日本鍼灸師連盟 委員長 中村 聡 |
令和2年が始まってまもなく新型コロナウイルスとの闘いとなり、約3年半の間、全国の皆さんも鍼灸師も経験したことのないさまざまな犠牲を払いましたが、ようやくポストコロナの新しい時代に向けた希望の光が見えきた昨今です。
日本鍼灸師連盟は、規約の「本連盟は、日本鍼灸師会会員等の相互の全国的連絡協調の下に、日本鍼灸師会の目的を達成するために必要な政治活動を行うことを目的とする。」に基づき、公益社団法人日本鍼灸師会の考える国民の健康と福祉向上の実現や、国民のための鍼灸医療政策を実現するために日々努力しています。
本連盟は、これまで鍼灸医療再興や日本鍼灸師会の鍼灸医療政策の実現に向けて取り組み、国民の皆様が安心して鍼灸医療にかかることができる社会を目指してまいりましたが、医療を取り巻く環境が激変する中でも、中心軸が揺らぐことがないようにしなければなりません。
今後も、関係各省庁に対する陳情活動等、引き続き政権与党を中心とした政治活動に積極的に取り組み、鍼灸マッサージを考える国会議員の会の皆様を軸に、鍼灸医療の政策課題を理解していただけるよう、これまで以上に徹底した活動を展開する必要があると考えております。
6月の総会で役員改選がありフルスペックの新しい構成メンバーとなりました。
これまでの役員が築いてきた活動を基盤にし、全国の会員と関係する皆様のご意見に耳を傾けながら、全国都道府県鍼灸師連盟との連携強化や日本鍼灸師連盟の組織強化にも取り組み、国民の健康維持の増進を優先目標に据えた活動を進めたいと思いますので、これまでどおりご支援ご協力をお願い申し上げます。